アメコミのカラーリスト 『ファタール』の場合


日本の漫画は脚本から墨入れ、カラーまで1人の漫画家が手がけるのが一般的ですが、アメコミでは分担作業になっています。

脚本家はライター、鉛筆画を担当するアーティストはペンシラー、ペン入れを担当するアーティストはインカー、カラーを担当するアーティストはカラーリスト。

『ファタール』はアーティストのショーン・フィリップスがペン入れまでの線画を担当し、カラーを『ヘルボーイ』で知られるデイブ・スチュワートが担当。くすんだパレットと陰影の使い方が印象的なカラーリストです。

 

 

色がつくとページの雰囲気ががらっと変わりますね。作品のムードに最適なカラーパレットを選ぶのもカラーリストの仕事。アメコミの多くはフルカラーなので、優秀なカラーリストの存在がいかに大切か、よくわかると思います。

デイヴ・スチュワートによるカラーの仕事は以下のインタビュー記事で。英語ですが、線画にカラーが重なる GIF がたくさん掲載されているのでぜひチェック!

Comics Alliance – The Art of Coloring: Making Comics With Dave Stewart (英語)

ファタール第1巻 死神に追われて

文:エド・ブルベイカー
絵:ショーン・フィリップス
翻訳監修:吉川悠
翻訳:山根真紀

ISBN:978-4-9907983-0-7
定価:1800 円+税

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